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ENGLAND & SCOTLAND

 

ホバークラフト世界選手権 at Telford
やっと車は走り出した!。まずはSouthamptonのバスターミナルに行って、コインロッカーにおいておいた荷物を取り出した。そのときにMidland地区にあるTelfordという所にあるこれからしばらくお世話になるB&B(ベッド・アンド・ブレックファースト。いわゆる民宿)に電話をする。宿主のDaveさんはとてもやさしい感じの方で、約束の時間よりもものすごく遅れて到着する事を告げても怒ってはいなかった。ところがショックなことにそこまでは4・5時間もかかるそうな・・・。いろいろ迷いつつやっと高速に入る。イギリスのドライバーはみんな早い!!。制限速度お構い無しで、全員130キロくらいでビュンビュン飛ばしています。私達の車は屋根に物はいっぱい積んでるし、後ろに大きなホバーが乗っているので、そんなにスピードは出せなかったけど、それでも120キロでがんばった。高速の標識はものすごくわかりやすく、たくさんの乗り換えも間違わずにスムーズに行ったけど、一度高速を降りると反対で、道の名前が書いた標識なんかあまり無いし、あっても胸の高さくらいで、すごく見にくい。とにかく何度かトイレ休憩をし、夕食抜きで走りぬき、世界選手権が行なわれるWeston Parkになんとか10時半についた。そこにとにかくホバーを下ろしてすぐにでもB&Bに行きたかったけど、カズがオーストラリアチームのホバーを発見。オーストラリアチームのホバーはオーエンさんというカズの知り合いの方が作られていて、ものすごくカッコいいんです。カズも真似して同じエンジンをオーストラリアから取り寄せたくらい(それのお手伝いをした関係で私がイギリスにいる)でもボディーの形が他と比べ物にならんくらいカッコイイねんな。でも私達は疲れているし、Daveさんを待たせているので早く行きたかってんけど、カズのホバーに関してのエネルギーは無限大のようでものすごい嬉しそうにずーっと観察していた。

やっとB&Bに到着。17世紀に建てられたという古い石でできた建物で、中は花柄のシーツやらできれいに飾ってあって素敵やった。お腹が減った男の子達にやさしいDaveさんはサンドイッチを作ってくれた。私達は女組、男組と部屋を別れた。私は初対面の荒木さんと同室。めっちゃドキドキしたけど、荒木さんはハキハキした面白い人で、すぐに打ち解けたけど、今日はもう疲れておしゃべりは後回しでぐっすり眠りました。一日でこんなに書くことがあるとは・・・。

ホテルのベッドはものすごくうるさくて、少し動く度にギシギシ音を立てて、たまにその音で起きたりした。シャワーの水圧はものすごく低く、泡を洗い流すのに一苦労。これってやっぱり古いからか?。でもすべての部屋もシャワー室もモダンに改装されてるんやけど・・・。でもやっぱり最高なんはイングリッシュ・ブレックファースト!!。朝食開始時間は7時で、選手権の会場がオープンするのも7時。カズは7時には会場入りしたかってんけど、待つことに。あああ・・おいしかった!。まずオレンジジュースとシリアルで始まる。でやっぱり私はイングリッシュ・ティーをいただく。ポットに入って来るんやけど、これがおいしいねん。苦味が無くて。最後にはどこのブランドの書きいてしまった。そしたらちょっとためらった様子で見せてくれたのは、500パックくらい入っためっちゃデカイ箱。ブランドはなんていう名前か忘れたけど、スーパーの自社ブランドやった。あんな大きい箱の紅茶はオーストラリアには売ってへんで、なんぼイギリス人がいっぱい住んでるからって・・・。それを食べている間に、ベーこん、グリルしたトマト、マッシュルーム、ソーセージ、そして卵を好きなように料理したものを料理してくれました。おいしいけど、毎日食べてたらめっちゃ太ってしまう料理。

選手権での三日間は雨が降ったりやんだりのとてもイギリス的な天気でした。会場のパドックで、これから3日間の拠点になるテントを二つ建てた。ひとつは人間用、もうひとつはホバーの上にかけました。人間テントにピクニックテーブルを出し、電気を作るジェネレーターにお湯のポットを差し込んだ。コンテナで送ったものの中身の一部は山のようなインスタント日本食の数々!!カップうどんやらヤキソバ、ご飯とか味噌汁・・・。日本に住んでる人にとっては「ええ〜」なんかも知れへんけど、私はもう大感激!!じつはまわりには何も無くて(10分くらい車で走ったところに、世界一まずいハンバーガー屋さんがあったくらい。あれは肉ちゃうで、絶対)結局毎食このインスタントでした。でも私はそれで良いのよ〜。

私達のテントの前には、風が吹いてもびくともしない強大で丈夫なテントを持つオーストラリアチームがいた。彼らはカズと同じYAMAHAのエンジンを使っていた。カズのエンジンは実は私がアデレード(パースではなぜか見つけられなかった。それとも私の努力不足?)にあるスノーモービル屋さんからメールのやり取りでオーダーして、日本に送ってもらったもの。日本製なのに、日本ではエンジンだけでは売ってくれないそうで、逆輸入することになった。その配達が遅れて、しかも説明書は全部英語。カズは英語まるっきり駄目!。それでエンジンの取り付けがホバーを送らなければいけない日の直前までうまくいかなくて、会場でほとんどの作業をすることに・・・。ちょこちょこオーストラリアチームのホバーのエンジン取り付け方法をスパイしに行ったりしていました。

じつはこの三日間、どうがんばってもうまくいかず、レースに出たものの、完走することが出来ませんでした。ホバーをしている人達はみんなやさしくて、仲間意識が強く、国籍も違い、言葉もわからない同士が、一所懸命助け合っていて、感心しました。結局レース結果はよくなかったのですが、そうやってまたホバーの仲間に出会えて、カズはとても幸せそうでした。私も手伝っているときにいろんな工具の名前を覚えたり、いろんなホバー関係の人達と知り合いになれて楽しかったです。 

ホバー関係以外で楽しかったことといえば、スーパーマーケット!!(笑)。郊外のとても大きいスーパーに行った。オーストラリアのも大きいけど、そこはなんと家具まで売っていた。あまりじっくり見る時間はなかってんけど(残念!これが外国の最大の楽しみやのに・・・)ただ驚いたのは、紅茶の箱のサイズ!!。オーストラリアでは一箱に50〜100個のティーバッグが入っているのが一般的やけど、さすが紅茶の国イギリス、250バッグ入りなんていうのもあった。

 

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