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ENGLAND & SCOTLAND

 

Southampton
Southamptonはタイタニックが出航した大きな港町。そこのバス乗り場から輸入会社に電話をした。「コンテナをまだ下ろしていないから、だいたい午後遅くか、うまくいかんかったら次の日の朝になるねえ」といわれた。うわ!最悪!。困ったので、実際にコンテナの積み下ろしをしている、運送会社に電話をしたら、「今下してるところやから、午後の2時ごろには取りに来て良いよ」といわれた。仕方がないので、それまで街を散策する事に。はじめてイギリスを感じた街!興奮やった。この街の事は知らなかったけど、何もかもが新鮮やった。モダンな建物と古い伝統的な建物が混ざった面白い街で、赤い2階建てバスがそこらじゅう走っていて、人々の家の飾り窓や街灯からは満開の花の植木鉢がいっぱいぶら下がっていて、ものすごくかわいい所でした。立ち寄った観光案内所のおばさん(初めてフレンドリーなイギリス人に会った!)が、城壁跡をぐるりを回る事を進めてくれたので、やってみる。でも見えたものは波止場や工事現場ばっかりやった。その後海洋博物館に行って、タイタニックの事や、模型の船なんかを見た。その後、シティーに戻って、カフェでランチを食べた。サンドイッチとコーラ一杯で5ポンド(13オーストラリアドル!約千円くらい?)何たるぼったくり!これが一番安いものやってん、信じられる?

ランチの後、早速電車に乗って、車を取りに行った。電車の切符販売機はパースのと違いお札を受け入れてくれるのは良いけど、しわがあったらあかんねん。片道10分の電車の旅が2.3ポンド($4.70)もした・・・。なんも買えません、こんなに高いと・・・。その運送会社はちょうど駅の真後ろにあって、歩いて行く事ができた。そこは町工場のような所がいっぱい集まってできた一角にあった。中に入ってさっき電話で話したジョンさんがいるか尋ねた。おじさんはオフィスに行って電話をかけた。5分後違うおじさんが入ってきた。また5分後、入ってきたおじさんが出て行った。その間私達は完璧に無視をされつづけ、どうなっているのかわからい私は、最初に話しかけた叔父さんにきいた。「ジョンに会わなかったの?」「いいえ」「彼はさっきここに来てたんだけど・・・」「え、あのさっき出入りした人?彼何も言わなかったけど・・・」「ほんとに!?」またまた違う人がジョンがいる所に連れて行ってくれた。そこにはまだトラックの後ろにのっかている、カズのコンテナが・・・。この時間には中身を出していて、すぐにでもピックアップできると聞いていたのに・・・。

コンテナを開けると、まず入り口近くにステーションワゴンの後ろ側があった。奥の前のボンネットの上に、木枠で固定されホバークラフトが中に浮いているような形で固定されていた。すぐに車をバックして出せばいいのに、3人いるおじさん達はコンテナの奥のほうでおしゃべりするばかりで、ちっともうごかへん。しばらくして痺れを切らしたカズが、自分が運転してバックで出すと名乗り出た。おじさん達の反応は「やれるもんならやってみ」「これは面白い事になるで・・・」完璧にバカにしている。問題が・・・。車のバッテリーが切れていたのであった。もしギアが「N」やと押して出せるけど「P」の状態でロックされているのでそれも無理。どうやら日本でコンテナに入れたとき、梱包した人が半ドアか何かにしていたみたい。おじさんはフォークリフトを持ってきた。カズが車の後ろについている、トーバー(後ろに荷台を付け引いて走るときの荷台との結合部分)にロープを付けて、フォークリフトで引っ張ればいいと提案した。おじさんの答えは「NO」。「そんなんしたらバンパーごと取れてしまうやないか」何をいっても聞いてくれないので、勝手にやらしておくことにした。むこうも一応コンテナのプロやし・・・。

それからの2時間、彼らはフォークリフトの腕の所を車の下にいれて、少し持ち上げては引っ張り出すという事を延々としていた。車が上に上がるとき、屋根がコンテナの天井に当たってへこんでいるのが見える・・・。私はハラハラしててんけど、カズいわく、あの車は別に必要ない車で、壊れても良いそう。カズはたくさんの車を所有する車キチガイでもあるのであった。その2時間の間、私達はする事も無く、周りに合った古タイヤや木材の上に座って、イライラしながら待っててんけど、ぜんぜん進展しないので、もう一度トーバーにロープの提案をする。「あのー、車そんなに持ち上げたら傷つくし、一度ロープで引っ張るの挑戦してくれませんか?」「持ち上げるなっていってもそれが唯一の方法やし、そうするなっていうんやったら、俺は家に帰る!」って言っててんけど最後には「ほな好きなようにし。自分の車やねんから、壊れても知らんで」ということでロープを掛けて引っ張ってみる。さっきまで2時間かかっても動かなかった車が2分もしないうちに動いた!。ざまあ見ろノロマども!!。車を5メートルくたい動かした所で、カズが持っていたスペアのバッテリーに付け替えて、エンジンを動かしてコンテナから車を出した。(カズはものすごく手際がいいのであった)車をコンテナから少し離れた所に移動させて、ノロマのおっさん達がホバーを囲っていた枠組を解体して下ろしている間、トランクに積んであった工具やらテントなんかを上のルーフラックに積みなおす作業をした。日本に送り返すときにまたこの人達に頼むのかと思うとものすごいユウツ・・・。

 

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