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AYUTHAYA

 

◆ 5月21日 TUE.
BTSスカイとレインに乗って、一番北の終点駅に行った。そこからアユタヤ行きのバスが出ているバスターミナルまでは歩いてすぐとガイドブックに書いていた。でも地図を見ながら歩いても歩いても見つからない・・・。朝なのにすでに暑いし、わからない所をぐるぐる歩いていい加減私はイライラ。すっかり迷ってしまった。そこで気の利く旦那はメーター式タクシーをゲット。無事バスターミナルに着く事ができてんけど、結構そこは駅から遠かった。ちょっとー、だまされたやんか!。

バスターミナルは巨大で、そこらじゅうに無数の窓口があって、一つ一つに行き先が書いてある。それに色違いで同じ行き先の違う窓口もあるし・・・。あああー、アユタヤ行きはどこ!?。それと、なんで窓口を減らして、一つの窓口で図べてのバスチケットを買えるようにしないんやろ?。効率わるー。(ちなみにバス会社は一つだけ。会社が違うと言うのなら、窓口が多いのはわかるけど・・・)

やっと見つけてチケットを買い、バスに乗り込む。チケット係りのお姉ちゃんにチケットを切ってもらっていざ出発。途中空港とかいろんな所に止まってたくさんの人をピックアップしていくんやけど、運転手、めっちゃ飛ばす!!。暴走族並にビュンビュン抜かして行く。怖い・・・。

目的地に到着して降ろされた所はただの道端・・・。いったいどこかわからなくて、地図を見ながらきょろきょろしてたら、やってきました!。「トゥクトゥク?」。一人なんかはいつもの決り文句じゃなくて、「ハロ〜、どこから来たんですか?」と無視できない声のかけ方をしてきて、「あー、オーストラリア。シドニー?。パースですか。それはそうとアユタヤを観光するんでしょ、私がガイドしながら連れて回ってあげるよ。一人200Bでいいから。」やっぱりそうなるか・・・。断って歩き始めた。

アユタヤには廃墟になったお寺がいっぱいあって、ユネスコの文化遺産に指定されているらしい。バスを降りた所から何百メートルか西に行くと、そういう建物ばかりになった。

たくさん仏像があるんやけど、ほとんどは首を切り落とされてなんかかわいそう・・・。 切られて地面に落ちていた首を、長い年月を経て、この木が周りを囲んでしまいました。
この首の前で旦那に写真を撮ってもらっていたら、タイ人の男の人がやって来て私の写真を撮って行った。「私ってそんなにきれいかしら〜ん♪」とか思っててん。

そのお寺を見終わって出てきたら、その私の写真がいつのまにか額に入ってて、男の人が売りつけに来た!。何を持ってるんやろうと思ってみたら私やって、ビックリして思わず大笑いしてしまった。せっかく現像もしたのに買わないのもかわいそうやけど、やっぱり買わへんかった。それって押し売りやん。

首の横で気持ちよさそうに寝てた犬。観光客がウロウロしてるのに、とってもマイペース。  

こうやって何軒もお寺を見まわった。暑い真っ只中、結構な距離を徒歩で移動するのは結構大変な事やった。もうお昼頃には「なんかもぉええわー、早くバンコク帰ろー」ってことになった。

バス乗り場の近くで、「とにかくエアコンが効いてるところ」という条件をもとに、お昼を食べるところを探した。私のネットでの下調べでは「S&Pベーカリー」というタイ風ファミリーレストランがいいと聞いていた。そしたら見つけました。なんかめっちゃ小さい所で、テーブル三つとカウンターのみ。でもエアコン効いてるし、値段も安いので入った。

オーダーするとなんと、スタッフがトコトコと冷凍庫に歩いて行って、パックを取り出してレンジでチンしてるではありませんか・・・。それをお皿にあけて私達のランチは出来あがりました。ここ、ほんまにS&Pか?。窓にはS&Pのステッカーが張ってあるけど、メニューや店内の張り紙は他の名前が・・・。店変わったんやん。だまされた・・・。でもなかなか美味しかったので許す。

バスに乗りこむと私達だけやった。旦那は背が高くて、バックパックを足元に置くと足の置く所がなくなるので、頭上の荷物入れにバックパックを入れた。私のショルダーバッグは小さいので、私のシートの横に置いておいた。その後なんか怪しげなオヤジが乗ってきて、旦那に時間を聞いた。そしてそのオヤジは、ほかにいっぱいシートが空いてるのに、なぜか私達のすぐ後ろに座った。

バスはバンコクに向かって発車。今日はバンコク最後の日、午後はまだちっともしていない買い物をする予定で、もう私の心はばら色。バスはまたまたいろんな人を乗せて降ろして、とうとうバンコクに着いた。私達は一番前に座っていたので、後ろのほうの人が降りた後で立って、頭上の荷物置きを見てみると「!!!!!」

ない!

バックパックが消えていました。運転手の人が「着いたよー、早く降りてよー」って顔して訴えてきてるねんけど、私達二人はパニック!。どこを探してもない。英語がわからないチケット係と運転手に、必死で身振り手振りで説明した。タイ語が書いてあるガイドブックはあのバックパックの中・・・。旦那は怒り、「あの真後ろに座ってたやつの仕業だ!!」とか言ってあきらめて帰ろうとする。私は「警察に知らせて報告書もらったら、旅行保険からお金下りるで」と提案。

結局親切な切符姉ちゃんがいろんな人と話をしてくれて、結局「Tourist Police」と言う、タイの観光客用の警察に電話をしてくれた。タイの人達はほんまに親切です。お姉ちゃんはイヤな顔してたけど(笑)いろんな所でいろんな人に聞いてくれた。ほんまに助かりました。ありがとう!。

私達はタクシーを飛ばし、ツーリスト・ポリスに行った。そこは2日前に行った観光局の隣やった。中は机がバーっと並んでて、その後ろに警察官(?、イヤそんな感じにはみえへんかったけど・・・)がテレビ見ながらダラダラおしゃべりしていた。

机の前のベンチ(苦笑)に座って、英語で状況やら盗まれたものを調書に書いて、そこの人がタイ語に直して、コピーをくれた。盗まれたものはカメラとガイドブック、旦那の小説、傘、度付きのサングラスくらい。パスポートやら現金などの大事なものは、ホテルのセーフティー・ボックスに預けていたので被害は少なくてすんだけど。一眼レフのカメラ(「デカすぎて持ち運びイヤやなー。もっと小さいのがいいなー」とあまり好きでなかった。苦笑)、しかも今まで写してきた写真が収まっているフィルムまでなくなってしまったのが一番くやしかった。思い出はお金を返してもらっても戻ってこないから・・・。しかもそんな写真、犯人にとってはなんの価値もない物。すごいむかつく!!。(ちなみに帰国後ちゃんとお金が保険会社から返ってきました。)

証明書をもらってから外に出たら雨・・・。しかももう夕方になっていて、ラッシュアワー+雨という最悪の状況で、タクシーは全部一杯。何十分も、場所をいろいろ変えてがんばったけど、一台も捕まらなかった。私のイライラは最高潮!!。この前MBKを下見した時、「ここは一日中いても足らんな」と思ったし、ほかにもいっぱい買い物したい所があるのに、この泥棒のせいで、旦那の長い足のせいで、足のスペースが狭いタイのバスのせいで、私の買い物の時間がなくなってしまったではないかぁー!!。しかもこんな所でタクシーも捕まらなくて時間を無駄にしている・・・。そこに希望の星が!、トゥクトゥクがやってきた!。値段を交渉して、直接MBKに行ってもらう。

道路はめちゃくちゃ混んでいて、5メートル進んでは止まり・・・という事の繰り返しやった。メーター式のタクシーやと、渋滞の時の値段が気になるけど、トゥクトゥクの場合はもう値段が決まっていたので安心やった。でも外の排気ガスを直接浴びるから、空気が最悪に悪い。ラッキーにも私はハンカチを持っていたからそれを口に当てて死から免れました(笑)。

MBKの中では限られた時間を最大限に使おうと、はや歩きで動き回る私。「もぉー、フェイシャルも、フットマッサージもしたいのにー。ブツブツ・・・」 (もう買い物一色の私。泥棒のショックはどこへ・・・) 機嫌の悪い私に旦那が提案をした。

「もう一日バンコクの滞在を延ばそうか?。明日一日買い物したらいいし」

やったー!!。

夕飯は前から食べた買ったタイスキの店、MKレストランに行った。実はタイスキって何か知らなかった私。「タイ風のすき焼き?」とか思っててんけど、実はタイ風の鍋って感じ。旦那はコテコテのものが大皿に乗って、自分の前にドカーンとあって、それをガツガツ食べるのが好きで、鍋のように少しずつつまんで食べるのが嫌い。でも私がうるさいので降参した(悪妻です。)

オーダーしたものが来て、私はてっきりしゃぶしゃぶなんかな、と思って、自分が食べるものを少しだけお鍋に入れて食べていたら、たまりかねたスタッフがやって来て、私達のオーダーしたものを全部鍋に入れて作ってくれた。

私:「あー、そういう風に食べるものなのねー。キャー、たのしー。」
旦那:「うわー、なんか僕らだけやで、こんなんしてもらってるの。めっちゃ恥ずかしいやん・・・。だからこんなもの食べたくなかってん・・・。」

白菜やら薄切りお肉、春雨なんかを特製のピリ辛のタレにつけて食べるんやけど、ごっつい美味しかったです。でもこれをもう一度食べることは一生ないんやろうな、旦那の反応から見て・・・。

 

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