今日はまずはじめに、コベントガーデンに行ってきた。オードリー・ヘップバーンの映画｢マイ・フェア・レイディー」の舞台になったマーケット。映画から想像してたのとは違って、なんだかちょっと小さくて、すごくこぎれいやった。かわいいお店がいっぱいあってんけど、どうせ高くてなにも買えないので、中にも入らずに、じっと我慢の子、をした。

それから歩いて、大英博物館にいった。ものすごい大きい、ローマ風の建物やねんけど、外も中も改装中で、幕がいろんな所で貼ってあって、すごく残念。ここは入場料無料で、わたしらでも安心（笑）。中にはものすごい数の観光客の海！！。それでいて、クーラーがかかってなかったみたいで、熱気がムンムン。

ものすごくたくさんの貴重な、古いものが展示されていて、驚いた事は、それらにはガラスケースとかの保護があまりかかっていなかった事。だから許されているものには、手で直接触る事もできた。何千年もの昔に建てられて、石の柱とかを触って、私はご機嫌さんでした。エジプトのミイラとか、いろんな物を見たかってんけど、人混みに酔ってしまい、１時間ぐらいでギブアップ。ガイドブックには｢一つ一つの展示物をすべて見て回ると、１週間はかかる｣といわれているらしいねんけど、それを１時間しかいなかったっていうのは、侮辱したんやろうか？。クーラーかけてくれよ・・・、そうしたら何時間でもいたるから（笑）。

次にノッティング・ヒルに行った。すごく気に入った！。同名の映画を見たことがある方ならどんな感じの所かわかると思いますが、テラスハウス（いわゆる長屋の家。日本語でいうとなんかダサいな・・・、笑）がいっぱい建っていて、それがまたかわいいんです。オーストラリアにもテラスハウスはあるけど、こっちのヤツのほうが、もっとリッチでいい感じ。通りがけに不動産屋の窓を覗いてみた。｢寝室５つ、バスルーム５つのテラスハウス｣いくらやったと思います？。３００万ポンド！（AU＄１０．５Million、７９００万円（って日本円にすると、そんなに高くないな・・・））。そんな高い家、シドニーの、ハーバーブリッジが見えるような一頭地の寝室１０個くらいありそうな豪邸くらいしかないで。もう、あご外れそうになった。これで私の｢ノッティング・ヒル移住大作戦｣は儚く終わってしまったのであった・・・。

そこからはじめて名物・ダブルデッカー（赤い２階建てバス）に乗った。おのぼりさんらしくさっさと二階に上がって景色を楽しむ。いいやんか〜！！なんでもっと最初っから乗っかへんかったんや！。Tubeは速いけど、景色が皆無なんで、観光には絶対バスが良いな、と痛感した。バスでまずはチェルシー（はママの味、って古いな・・・）に行った。とてもポッシュなところで、金持ちそうな人と店がいっぱいあった。

それからまたバスに乗る。今度は１１番のバスに乗った。これは市バスながら、観光名所のほとんどを回ってくれるものらしい。今度は上のまん前の席をゲット！！（笑）。もお、運転怖い怖い。止まるときの前の車との車間距離、１５センチくらいしかないねん。私は免許取ったとき、そういう風には習わんかったぞ〜（笑）。

今晩はロンドン観光最終日でした。ホテルに帰ってテレビをつけると、いつもやっている番組があってん。毎日毎日、ただ１０人くらいの、普通の若者が、家の中でゴロゴロしてるだけの番組で、いったいなにかわからなかってん。ドラマじゃなくて、ほんまに一般の人がだらだらしてるだけやねん。
「なんなんこれ？？しょうもなー。」
とか言いながら、つけっぱなしになっててんけど、今になってなにかわかった。それは実はあの、去年オーストラリアで大旋風をおこした、Big Brotherのオリジナル版やったん！。わたしら、そのオーストラリアバージョンにめっちゃはまったもんなー。そしてBig Brotherは世界中に広まって行き、アメリカでは傷害事件も出る始末。そんなすごい番組やったんか、と帰ってきてからびっくりしている。