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ENGLAND & SCOTLAND

 

◆ LONDON までの道のり
ホバークラフトレースの日本チャンピオンのカズの通訳としてイギリスに行くことになった。カズは私のお父さんの友達で、前に一度シドニーにオーストラリアのホバークラフトの代表の方に会いに来た時に、通訳として立ち会ったときに一度会っただけだった。もう「ホバーオタク」で、次の世界選手権大会がイギリスであるので、わざわざ日本からホバークラフトを船で送り出場するらしいので、冗談で「通訳で行きましょうか?」って言ったら本当に実現する事になってしまった。

私一人だと「夫婦はいつも行動を共にすべし」というのがモットーの旦那が許してくれないと思ったので、大会の後合流して念願のヨーロッパを一緒に旅行して回ると言う事でヨーロッパ行きは決定した。それからガイドブックを買い計画を立て、あまりのいれこみように旦那はたまに考えすぎで夜も寝られない事も・・・。私は「とにかく主要都市とノイシュバンシュタイン城に行ければそれでいい」ということで、日程はすべて旦那にお任せ。いろんなHPでどこがよくなくて、どこがよかったという情報をいろいろ聞いて、列車で回る事に決定。レンタカーも時間など自由だからいいかと思ったけど、言葉もわからない国で、車で走ってるときにいきなり読めない標識が出てきてもあせるだけやし、やっぱり駐車できる所も限られていると言う事で、言葉がわかるイギリスはレンタカー、ヨーロッパ大陸はユーロレイル・パスという乗り放題の列車パスで回る事に決定。どちらもユースホステル(YH)が経営している旅行会社から購入した。ついでにYHの会員にもなったので、それが安くなったのがよかった。

ユーロレイル・パスは2等車にしか乗れない安い券もあったけど、旦那が年齢制限を過ぎていたので、1等車にも乗れる、カップル用の件を購入。これは必ず二人で行動を共にしなければいけないという物。レンタカーも安いの(でもオートマしか運転できないので、マニュアル車よりは高かったけど・・・)を頼んだ。海外から予約するほうが安い事もあるみたい。そして二人ともでっかいトラベルパックを買った。大きいメインの部分と、ジッパーで取り外しができるデイパックが付いた物。いっぱい歩き回る予定やし、古い街は石が敷き詰めてある道が多いから、スーツケースやとゴトゴトして邪魔やし、なんかカッコ悪いやん。これでバックパッカー・カップルの出来上がり!

いったん用意ができてしまうと、なんか興奮もおさまり、「えー、ほんまに行くんかー?」って感じやった。出発の2日前、体調が崩れる。めっちゃグッドタイミングや(苦笑)。前の日の夜、ソファーでテレビを見ている時に居眠りをしてしまうが、いったんベッドに入ったら寝られへん・・・。興奮していたのか??。

出発の日、午後の便だったので、ランチタイムにシティーで旦那と待ち合わせして、お昼を一緒に食べた。私はどうしても食欲がわかず、でもこのチャンスを逃したら、機内食が出て来るまでだいぶんまたなあかんので、無理やりお寿司を押しこんだ。でもなんかこれからしばらく旦那と別々に行動する事を考えるとちょっと寂しかった。空港へはシティーからシャトルバスに乗って行った。シドニーのように定期的に巡回しているエアポートバスはパースには無くて、いちいち予約をしなければいけない。しかもホテルからしかピックアップしてくれないので、駅から一番近いホテルの前で、他のバックパッカーと歩道にボケーっと立って待つ。しばらくするとめっちゃ陽気なおっさんが運転するバスが来てそれに乗った。普通シティーからまっすぐ空港に行くと、30分くらいなのに、いろんなホテルからたくさんの人をピックアップして行くので、結局1時間かかって、片道$11は高いと思う。まあ一人でタクシーに乗るよりは安いねんけど、それでもなんとかせなあかんで、パース。

私は飛行機の席は通路側が好き。いつでも何度でも気がね無くトイレに行ったり、水をもらいに行ったりできるから(あの席についているボタンを押すのは気が引ける、きいつかいーの私)マレーシア航空だったので、まずはクアラルンプールまで乗る。私は三つセクションがある中の、真ん中の部分(窓の無い列)の通路側で、乗客は少なくてガラガラだったので、その列の5つのシートすべてを占領した。各席には個人用のテレビがついていて、任天堂のゲームや、映画やテレビなど、自分の好きなことができるようになっていた。私が元々座った席のゲーム用のリモコンのボタンが壊れていたので、隣に移動し、また壊れていたので、また移動・・・を繰り返し、ほとんどの時間ゲームをしてすごした。(お気に入りは、絶対勝てへんけど、テニス。それとか、元祖スーパーマリオ)クアラルンプールからロンドンまでは混んでそうな気がしたので、5つのシートすべてのアームレストを上げて、足を伸ばして横になって、一時間くらい寝る事に成功した。

クアラルンプール空港はものすごくモダンで、気持ちがよい所だった。高級ブティックがいっぱいあったけど、どれも入らんかった。どうせ買えへんし・・・。でも化粧品売り場だけ覗いてみようと思って入ったら、速攻販売員の姉ちゃんがやってきて、「いや、見てるだけなんです」って言った後も、私の背中に「ピターー!!」とくっついて離れへん。(ほんまに真後ろやねん。50センチも離れてへんねん。万引きするとでも思ったんか?ひどい!)気分を害して(どうせ買うつもりなかったけど・・・)出ようと思って出口に行くと、香水姉ちゃんが寄ってきて、「これ試してみる?」「これは?」「これは?」とものすごい数の香水を振り掛けようとするから逃げてきた。この空港で、大阪からやってきたカズと彼お友達、荒木さんと息子のリョウちゃんと待ち合わせ。カズには一回会っただけやし、他の二人はあった事もないから、こんな巨大な空港で見つかるか心配やったけど、すぐにわかった。3人は大阪から着いて5時間も待っていたそうな。顔に疲れが出ていた。これが格安航空券の困った所やねんね。

ロンドンまでのフライトは最悪やった。めっちゃ込んでて、カズ達と一緒に座ることはできなかった。(そら元々チェックインした所が違うからな・・・)12時半(夜中)に夕食が配られた。なんて時間・・・。スチュワーデスのねーちゃんが、トレイに載せたオレンジジュースのカップを配るとき、トレイにこぼれて載ってあったジュースが私に滴り落ちた。ねーちゃん知ってるくせにそのまま行ってしまう。拭きに来てくれないので、トイレに行って自分でティッシュで拭く。むかっ!。その間、カズの真上にあったエアコンの送風口から、水が滴り落ちてきて、彼はびしょぬれになったそうな。なかなか災難続きである。ちなみに、私の隣の二席(窓側)には若いカップルが座っててんけど、12時間のフライトの間一度もトイレなどに席を立たへんかった。スーパー膀胱や。

 

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