２００３年５月２２日の夜中の二時に破水してから７時間で生まれてきたデゴ男。（詳しくはWelcome !を読んでください。）産まれてすぐの時は真紫で怖かった（笑）。口が大きく開けられなくて乳首をうまく咥えられず母乳をあげるのにすごく苦労した。退院時にチェックすると黄疸が出てしまい、家に帰ってからも何度か検査をした。黄疸はしばらく残っていたようで、肌の色が浅黒かった。

産まれてから１週間は旦那が仕事を休んでくれて、その間うちの両親がチケットなどを手配してやって来てくれた。本当は父は来ない予定やったけど、いても立ってもいられずに急遽やってくる事に（笑）。父は１週間ほど、母は２週間いていろいろ手伝ってくれた。

お腹の中にいたときからしょっちゅうしゃっくりをしていたんやけど、やはり体外に出てからもヒックヒックよくやっていた。困った事にしゃっくりが出ている間は寝られなくて、しゃっくりは赤ちゃんにとっては苦痛ではないと本で読んだけど、しばらくすると泣き出されてしまい、しゃっくりが出始めるとゾーっとしていた（苦笑）。

それと放尿クセもあり（笑）、オムツを開けるたびにおしっこを飛ばされていた。でもラッキーな事にウンチは飛ばされた事はない。

布オムツを使いたかったけど、日本のオムツカバーの５０cmでもブカブカだったので、しばらくは紙オムツオンリー。

すっかりデブなデゴ男。身長も体重も平均以上。よく母乳を飲んでくれた証拠。

寝てるときに「ウキーッ、キキキー！！」と雄叫びをあげる事が多かった。ちょっと怖かったな。それで起こされた事もあったし・・・。

あまりニコニコする子供ではなくて、顔を近づけて、あごをつんつんするとなんとかにまーっとするくらいやった。それと抱いていても立っていないと機嫌が悪くて、どうやってわかるのか不明やけど、座ったとたんに泣き出してスゴイたいへんやった。

生活のリズムがまだはっきりしていなくて、昼間よく泣いたりしてげっそりしていた。昼間は抱いて揺らしてしか眠りにつかなくて、寝たと思ってベビーベッドに置くとすぐ、または１０分後くらいには起きて泣いていた。困り果てとうとう使わない！と決めていたおしゃぶりを使い始めてしまう。でも寝るときだけ。

この月の後半くらいからは幸運にも夜は５・６時間寝てくれた。でもおっぱいが張ってすごく痛かった。だから毎朝キンキンに張った胸の片方をデゴ男に飲んでもらって、片方を絞って保存し、その日の夜寝る前に飲ませていた。

家にいるときの昼間は布オムツを使い始めた。でもこの頃のウンチはまだ柔らかいマスタード状なので、ライナーを敷いていてもオムツだけではなくて、カバーまでベチャベチャになってウンチのたびにすべて（時には服も）替えなければいけなくて結構たいへんやった。それとウンチをするときは必ずといっていいほど「バボッ」とかすごい音と共にしていたのでいつしたかすぐにわかった。

（日記のをそのまま張りつけた、笑）
夜よく寝るようになった。一度に６〜１０時間は寝る。夜はいつも生活のルーティーンがある。７時過ぎにお風呂に入る。その後ほとんど空っぽな私の両胸を必死に吸って、前日の朝に張ってるときに絞っておいた母乳を１００ミリくらい飲む。腹いっぱいになって少しキョロキョロしてからベビーベッドに入って一人で目をギンギンに開けながら寝ようとする。（その間私達はコーヒー飲んだりテレビ見たりしている。）だいたい９時ごろに様子を見に行くといつのまにか一人で静かに寝ている。で、次起きるのは４〜６時の間。今日なんて８時。助かる〜。でも昼間はほとんど寝てくれないので用事ができない（←家事をしない私のいい訳といううわさも、苦笑）

目でよく物を追う。ベビーベッドにモービル（日本ではメリーという。ぬいぐるみとかが吊り下げられていて、ねじを回すとオルゴールと共にくるくる回る）が大好きで、グズっててもそれを見ていると静かにしている（事が多い）。あれ、電池とかで永遠に回ってくれへんかなー。終わるたびに「うみゃー」「ハイハイ、終わったねー」とねじを回しにいく羽目になる。めんどくさいぞー。

にまりと笑う事がある。お腹がいっぱいのときに多い。
｢アウー｣というのが得意だ。でもこれもお腹いっぱいのときだけ。
拳を吸う事ができるようになった。手でおしゃぶりをはずしてしまう事も・・・。
新生児のときのように毎回オムツ開けたらう○ちが・・・という事もなくなった。一日２・３回くらい。でもいつかは予想できない。

前からできていて心配だった顔の黄色いかさぶたを医者に見てもらった。脂漏性皮膚炎のようで、ステロイド系の薬を断ったので、なんだかいろいろな薬を試した。どれもあまり効かなかった・・・。黄色いかさぶたをきれいにふき取ってもすぐに汁が出てきて乾くとかさぶたになるという繰り返しやった。

便秘に悩まされた。綿棒浣腸してもでなかった・・・。

外を見るのが好きで、機嫌が悪いときはよくデゴ男を抱いて庭に出ていたものだ。横抱きはもうキライで、立て抱きじゃないと怒っていた。

マザーズグループのセミナーで来てくれたNgalaという赤ちゃんを寝かせる会の人から寝かせ方を教わって、昼寝も大分するようになった。

抜け毛がすごくてベッドやら湯船は抜け毛でいっぱいで心配していた。

声を出して笑うようになった。一人であーあーとおしゃべりする事も増えてきた。顔にできたブツブツがほとんど消えたと思ったらものすごく乾燥しだしたので、保湿剤をガンガン塗っていたらきれいになってきて、今までちょっと腫れぼったくて一重になったりしていた左まぶたがずっと二重のままになって、オメメぱっちりになった。きっとブツブツのせいでむくんでいたのかも・・・。でもそのかわり顔だけじゃなくて体中の皮膚の乾燥が気になる。お風呂のお湯にはオリーブオイルを少したらしただけで、他にはなにも入れてないし、クリームも塗ってるのになー。

最近やっと自分の手を確実に吸う事ができるようになった。今までは「たまたま手が近くにあったから吸ってみた」って感じやった。看護婦さんやらマザーズ・グループのほかの赤ちゃんによるとこんな事はもっと前にできていいはずなんだそうだけどやっと追いつきました。おしゃぶりを自分の手で払いのけて手を吸って「やっぱりおしゃぶりのほうがいい」と泣いてみたり、おしゃぶり吸ってるのに手を吸ってみようとして困ってみたり・・・。（最近めったにおしゃぶりをやる事はなくなったけど・・・。）でもまだ自分の手を見つめてみたり、気になるものに手を伸ばしてみたりと言う事ができない。

３時間おきの授乳が２時間半ごとになり、片方だけで満足してくれていたのに、両胸を飲むようになる。足りないと大騒ぎで文句も言う。一人遊びが好きではなくて、一日中一緒に遊んだり、抱っこして機嫌をとっていて疲れていた。

気になるものに手を出して掴んだりするようになった。しばらくするとプレイジムからぶら下がっているおもちゃをたたいてみたり見つめたりするように。その間に少し用事ができるようになった。
かかとをこすり合わせるのが好きで、仰向けに寝ているとそのままぐるりと回転する事も・・・。
寝返りの手前、横向けになることがあった。
拳しゃぶりが進化して、人差し指と親指をつまんだ状態で吸う事も。

困り果てて処方してもらったステロイドの薬を顔などの皮膚炎のところに塗ると、数時間で恐ろしいくらいにきれいになり、２．３日で塗るのを止めるとまた１週間くらいで戻ってきて、ネットで調べるとますますステロイドが怖くなり、また処方してもらったワセリンのような保湿剤だけでがんばった。それだけでも少しよくなる。他にオムツかぶれがどうしても治らず悪化し、体中にブツブツができたので飲む抗生物質を処方される。

まだ寝返りがもう１歩！という状態だったけど、この月の後半ごろにある日いつものようにプレイジムの下で遊んでいた。私もいつものようにその隣で寝転がってぶら下がってるおもちゃで「クッキーモンスターやでーウハウハ！」とか言いながら遊んでてんけど（笑）、仰向けやってんけど、いつもの横向け体制に入り、私のほうに転がって行くなーと思ってたらどんどん回って行き、慌てて起きあがったらそのままゴロンと寝返りました。テクニックとしては両足を高く上に上げてそれを寝返る方向に倒し、背中をグッと反って返る感じ。一度やってしまうとコツをつかんだのか何度もやってくれるねんけど、うつ伏せから仰向けに返れなくて、うつぶせも長くは続かないのでもがいていました。寝返りはずーっと右腕を軸に回る一方方向のみでした。

離乳食は６ヶ月から開始といわれているのだが、６ヶ月にはいる時は日本にいることになっていたので、なんでもデゴ男の「はじめて」を見届けたい旦那なので日本に行く直前に開始した。初めてのご飯はオーストラリアでは一般的な粉を母乳または水または粉ミルクでといてあげるRice Cerealというもの。それを分量どおりにといであげた。結果はすごくまずそう（苦笑）。自分の母乳でといだので私は試したくも無かったので味はどうだったか知らないが・・・。

日本往復の飛行機の中はバシネットという籠でよく寝てくれたので問題無かった。
寝返りはやはり一方方向だけ得意で、まだ腹ばいから仰向けに返ることができなかった。仰向けになってよく母乳などをゲロゲロ出していたので、下にタオルをひいてもらっていた。そのゲロを実家の犬のリョウちゃんが狙ってゲロ掃除係を担当していたものだ。

離乳食はばあちゃん担当。普通はアレルギーを心配して新しい食べ物を３日ごとに紹介していくんやけど、毎日いろんな物をいっぱい食べさせられた。特にヨーグルトとかバナナのつぶしたものとかを喜んで食べていた。みんなによくかわいがってもらった。

日本からはおじいちゃんもいっしょに来てくれた。この頃日の出とともに起きてしまうデゴ男に困り果て、デゴ男の部屋のカーテンを紺色に変えてなるべく暗くした。

日本で皮膚科に行ってステロイドではない保湿剤をいろいろ処方してもらった。最初は効いていたようだけど、オーストラリアに帰ってくるなり余り効かなくなった。乾燥しているからだろうか？。困り果てた末昔こっちのGPに処方してもらった白色ワセリンのような保湿剤とSorboleneクリームを混ぜて塗ると大分良いみたいで顔の湿疹も大分よくなった。

この月の最後のほうに体重を量った。８．７キロ。やはり平均より上。

早起きは直らず、夜もすんなり寝てくれないので悩んでいた時期。原因は夜寝る直前におやすみを言うだけなはずの旦那と遊んで興奮してしまうことだった。遊ばないようにしてからはおしゃぶりなしでも寝てくれるようになった。

「キー！」というものすごい高音の奇声を上げるのがブームだった。その他「あいやいやいやい・・・」とかもいった。最後のほうには旦那に抱かれているときに「ダッダ（お父さんという意味）」といい旦那大感激。

この月プールデビューをした。旦那が毎週土曜日に近所の温水プールの赤ちゃんクラスにつれて行ってくれた（って私も一緒に行ったのだが）。最初は泣いてばかりやったけど、しばらくすると頭まで潜っても泣かないようになった。

このときくらいまで家にいる時は布オムツを使っていた。でもオムツカバーがサイズが大きくなるにつれなくなってしまい紙オムツだけに。この次期はもう新生児のときと違ってオムツを変える回数も減ったので助かった。

この月の最後の方に量った体重は９．４５キロ。やっぱり平均より上。

つかまり立ちができた。ハイハイはずりばいやけど結構いろんなところに行くようになった。と思ったらこの月の半ば頃には四つんばいでハイハイをし始め、伝い歩きもはじめた。ハイハイでいろんなところに行っては網戸をなめたりドアストッパーを口に入れたり大変。毎日掃除ばかりしていた。

昼寝をしてくれなくて困っていた。朝はやっぱり早起きで５時半前後に起きていた。

最近下唇をよく噛んでいるなぁと思ったら下の歯が生えてきていた。歯が生えるときは歯茎を突き破るのでよくぐずったりすると聞いていたけれどそういうことは無かった。この月の終わりにはもう一本の下の歯が生えた。

この頃シドニーに数日旅行で帰っていた。そのときデゴ男が思いっきり風邪を引き中耳炎までなってしまい抗生物質を飲んだ。

夜寝る前に旦那にバイバイと（言わないが）手を振るようになった。

*ハイハイするときに右足が膝をつくのじゃなく手足の裏をつくことがある。
*座ったりつかまり立ちをしているときに、片手の親指と人差し指を伸ばして後は曲げ（「L」字のような感じ）腕を上に伸ばして「イーイー」と言いながら体を上下に揺らしたりするのが好き。私がやると真似してくれる（笑）。
*唇を「うに〜」ってタコ状にして、上唇を鼻で吸って鼻の穴をふさいでしまう（なんやねん、それ・・・）
*伝い歩きが直線のみやってんけど、テーブルの角を曲がる事ができるようになって、完全に何も置けなくなった（苦笑）。何も置けないならテーブルの役割を果たしてないんですけど・・・。ちなみに横歩きだけで、私が支えて前進させようとしてもできません。
*物を投げるのがデゴ男ブームのようで、小さなボールやらブロックなどをおすわりして、腕を上に延ばしてエイヤッて投げる。それがボールだったら転がるのをひたすら追いかけて行く。それがテニスボールやったらチェスターが自分のボールやと勘違いして、チェスターに取られている（苦笑）。
*引出しを開ける事を覚えてしまった・・・（涙）。だからキッチンの一番下の引出しをデゴ男専用にしてそこにもう使わないプラスチックのお玉やらしゃもじを入れておくと、料理をしていると必ずやって来て開けては投げ飛ばしている。私が一番よく使うエリアなのでちょっと邪魔（苦笑）。
*後追いがはじまった？？。特に機嫌が悪いときなど、他の部屋に行くと泣いてしまう。機嫌の良いときはついて来る。だからトイレに行くときなどはなるべくデゴ男から離れているほうのトイレに行ったりする。そうすると用を済ませる頃に追いつくので、少しゆっくりできるから（笑）。

大きさが違うカップを重ねたり、輪投げを積んだりするのができるようになった頃。伝い歩きが大好きで、家中の椅子やらを支えにして歩いていた。

この月の最後のほうには支えなしで２・３秒立つこともできていた。

昼寝は９時半からと３時半くらいからの一日２回やったけど、朝は大体５時半に起きていた。