不死身な植物　

パースは冬に雨が多く、夏はとても乾燥していて、水不足になります。私の住んでいる所は海の近くなので、土というよりの砂地なので、あまり植物にとって良い状況だとは思いません。それに加えて私はものすごいガーデニング初心者。２年ほど前に今の家を建ててから、仕方なくはじめました。ここではものすごくほったらかしにされてもしぶとく生き残り、しかもきれいな花を咲かせてくれたりと、｢ガーデニングも結構楽しいやん｣と思わせてくれる、不死身な植物を紹介していきます。

　

Grevillea Robyn Gordon ネイティブのシュラブ（藪？）で高さ２ｍ、幅１．５ｍまで伸びるそう。ネイティブなので、乾燥にも強くて、うちでもめっちゃ元気にしています。Ｇｒｅｖｉｌｌｅａでも種類によって、大きな木だったりします。 うちのは年中この蜜を含んだ赤い花がいっぱい咲いていて、ものすごくきれい。冬って咲いてる花とかが少なくて、寂しいやん。でもこいつがあれば大丈夫。この蜜を吸いに鳥がいっぱい来るそうですが、うちには２匹の優秀な警備犬がいるので鳥なんか見たことありません（笑）。

	Flinders Range Wattle (Acacia Iteaphylla) これもネイティブ。３−５ｍ伸びるそうです。ワトルは春先に黄色い小さなポンポン見たいな花をいっぱい咲かせます。（うちのはまだ咲いたことないですけど。まだ若いからかな？）たしかオーストラリアの国花だと思う。ワトルのＧｒｅｅｎ＆Ｇｏｌｄの色はオーストラリアのスポーツ選手などのユニフォームでよく見られます。これも鳥が蜜を吸いに来るらしいです。 ワトルはものすごく（ホントにものすごく）伸びるのが早いんです。反対に寿命も短く、１０年ぐらいで枯れてしまう種類もあるとか・・・。ロックンロールな人生を歩む木なのであった。
	Fan Flower "Blue Fandango" (Scaevola Aemula) これまたネイティブ。（やっぱり地元の環境に合ったものが一番元気みたい。病気にもかからへんし）これは３０ｃｍくらいしかないグランドカバーといわれる種類のもの。ほとんど一年中扇の形の紫の花が咲いています。結構広範囲に広がります。多年草なのもお買い得。
	Agapanthus "Peter Pan" (Dawf African Lily) 今は花が咲く時期でないので、写真で見るとしょぼいですね。夏になると、小さなユリの形の薄紫の花が固まって、ボールのようになった花が咲きます。これは小さいバージョンなんで、５０ｃｍくらいですが、大きい種類もあって、倍くらいの高さになります。それと白い花もあり。すごい人気で、どこにでもあります。なんでかというと、本当に打たれ強い（笑）。前借りて住んでた家の庭の日陰にあって、ホントに何も庭仕事をしてなくて、他の植木が死にかけてたのに、これはいつも花を咲かせてました。ズボラさんに最適！
	Lavender 'Monet' (Lavendula Dentata) いろんな種類のラベンダーがあって、うちにも２種類あるけど、これは一年中花が咲いてました。（もう一つのは春だけ咲く）葉も普通のラベンダーはシルバーっぽいけど、これはもっとグリーンです。香りもすごく強くて、庭仕事するのが楽しくなります。（誰かポプリの作り方教えて〜）でもいつも蜂がブンブンたかっているので、気をつけなければ・・・。 去年咲き終わった花をほったらかしにしていたら、勝手に種になって、地面に落ちたみたいで、春先に小さなラベンダーの苗が出てきました。ラッキー！！。育てて売ろうかな！？
	Impatient これまた年中咲く便利な花。日陰でもＯＫなので、窓枠においています。水がたくさん要るのが面倒くさいけど、それだけちゃんとしたら、ちゃんと生きています。大きく伸びすぎたな、と思ったら、１/3くらいまで切ってみたら、また生えてきました。多年草みたい。パースのみんなはペチュニアという花が好きで、そこらで見かけるけど、あれはたった２ヶ月くらいしかもたへんし、日当しかあかんので、こっちのほうがお買い得。まあ、ペチュニアのほうが花が大きくて華やかやけど、植え替えてばっかりも疲れるやん。
	Gardenia 日本語ではくちなしと呼ぶそうです。日陰ＯＫで、うちには玄関の軒先に何本も列にして植えて、低い生垣にする予定。でも伸びるスピードがゆっくりなので、まだ生垣のようにびっしり一体となるには時間がかかりそう・・・。実はいろいろな種類があって、種類によっては背の高さが違ったりするらしいです。これは１ｍくらいまで伸びるタイプらしい（情報が書いてある札をなくしてしまった・・・）春から初夏にかけてになるとものすごく甘い香りのする白い花が咲きます。（今年はうちは豊作！つぼみがいっぱいできてます。）