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CENTRAL COAST

2004年12月4日と5日の週末シドニーから車で1時間ちょっとにあるセントラルコーストへ、デゴ男を連れてはじめての一泊旅行をしてきました。

★ 1日目 ★

我が家から結構近いので、朝はゆっくり出発。近所でドライブのお供の小さなケーキと大きなカップのコーヒーを買った。しばらく行くと北に上るフリーウェイに入った。もうそこからはスイスイ進む。

Gosfordの出口で降りた。本当にあっという間に着いてしまった。このあたりは入り組んだ入り江ばかりで、きれいなビーチがいっぱいあるのが売り。なのにあいにくこの日はとても寒い。だから主に景色がきれいなスポットめぐりを主にすることにした。

海辺のきれいな道をくねくねドライブしていろんな展望台に行った。あるところからは近所のビーチから街並みが見渡せ、またあるところはずっと南にあるシドニーまで見えた。金持ちがいっぱい住んでいるシドニーの北端のビーチがとても近い。しかも向こうの方にはシティーの高層ビルやらタワーがかすかに見えてびっくり。改めてセントラルコーストの近さが身にしみた。

途中でデゴ男も車の中で寝てしまい、車を展望台に横付けしたままデゴ男を残しさっさと景色を楽しみ2分で車に戻ることもしばしば・・・。

(←景色を楽しむよりその辺を駆け回るのに忙しいデゴ男)

次の目的地はTerrigal。このあたりでは大きなリゾート地らしい。そこは大きなリゾートホテルが一軒ビーチの目の前のそそり立ち、その周りにはたくさんのお店が賑やかに建っていた。週末なだけあるのかたくさんの人がぶらぶら楽しそうに散策していた。私達はフィッシュアンドチップスのランチを取って目の前のビーチを散歩に行った。

実はデゴ男、ビーチ初体験。最近パースのマザーズグループの友達がデゴ男と数週間違いの男の子の写真を送ってくれた。そこにはその子がビーチの砂で楽しそうに遊んでいる姿が。デゴ男もきっと喜ぶはず!と思い、出発間近にお砂遊び用のスコップなどを買って持ってきていた。

ビーチでは風がとても強くすごく涼しい。なのにたくさんの人が寝そべっていて、水に入っている人も結構いた。デゴ男は興味津々で波を眺めていた。じゃあビーチの砂の上を歩かせるか、と私と二人で砂の上に立ってみた。ものすごく複雑な顔。あ、サンダルと足の間に砂が入ったら歩きにくいかな?と思いサンダルを脱がせ、私も素足で歩こうとしたら・・・・

「ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

号泣(苦笑)。別に砂が熱いわけでもない。反対にすごく気持ちいいのに・・・。やっぱり初めての体験ですごく怖いのだろう。まだ小さかったときも芝生がイガイガしてるのがいやらしく、すごく怖がっていたのを思い出した。でもこんなので怖がってもらうと困るんやけど・・・。泣き崩れようとするデゴ男の両手を持って持ち上げ立たせようとする。そのうちなれるだろうと思って。両腕から少し吊り上げられる格好で泣きながら無理やり砂の上を歩かされたデゴ男。

波打ち際、水が届かないところで波を見せた。半泣きながら不思議な顔。でもやっぱりまだ怖いらしく私にしがみつく。そのまま旦那が待つコンクリートの遊歩道まで無理やり歩かせた。サンダルを履かせ遊歩道に立たせると、今までの泣き顔が吹っ飛び駆け回るデゴ男。壁にもたれカモメや海を見てはまた走り、また止まっては見て・・・の繰り返し。でもすごく楽しそうでキーキー奇声を発してははしゃぎまくっていた。(右上はそのときの写真)

どうやらせっかく買ったスコップなどは今回はお蔵入りしそうだ。何度もビーチに連れていって慣れさせればいいのかもしれないけど、パースに居た頃とは違い、今住んでいるところはビーチからかなり遠い。車で片道1時間はかかる。そう何度も連れていってあげられへんのよね・・・。でもなんで砂が怖いのか・・・。

この夜泊まったのが左の写真の遠くに見えるThe Entranceというところ。海と湖の入り口にあるところでここも大きなリゾート地。実はここ、7年前に旦那が私にプロポーズした日に行ったという思い出深いところ。私のお気に入りのところでもある。

最近はその頃とだいぶ変わったようでとてもきれいになったそう。特に観光の目玉は毎日3時半に行われるペリカンの餌付け。鳥が大好きなデゴ男にも見せてあげたいので、それに間に合うように車で向かう。

普段泊まるところは「なるべく安いところ」ばかりなんやけど、今回は私の誕生日というのもあるし、旦那が最近出張でいいホテルに泊まってそういうのに慣れてしまい、もう安くてしょぼいところにはあまり泊まりたくないこと、それにデゴ男がいっしょなのでデゴ男が夜私たちより早く寝た後私達も起きていられるように、ベッドルームとリビングルームが分かれているところでなければいけなかったことから、結構奮発した。

ホテルはThe Entranceの観光の中心地のまん前にあった。3時に無事チェックインし、デゴ男のオムツを変えてホテルを出ると目の前はきれいな入り江。もうすでにペリカンたちと観光客が集まってきていた。私達も見に行く。

私は後ろのほうでベビーカーのお守り。デゴ男と旦那は前のほうに座ってペリカンをよく観察していた。普段見る鳩とかカモメよりずっと大きな鳥が大量に集まってきているのでデゴ男は怖がるんじゃないかと心配したけどアーアー言いながら指を指しまくって大喜びしていたようだ。

そのペリカンの餌付けをしているところの真後ろには大きな子供用遊具と、地面から水が出ていたり噴水がある子供用の水遊び場があった。

水遊び場のことは事前に知っていてとても楽しそうだったのでぜひあそばせたかったけど、海からの風が強くめちゃくちゃ寒い!!。仕方なく遊具であそばせる。でも大きな子供が多く片時も目を離せない。滑り台の下から上ろうとしたり、できないくせにはしごに登ったり・・・(それが結構うまい)。

しばらくして(私達親が)飽きたので、ホテルのプールに泳ぎにいくことにした。旦那がこのホテルに決めた一つの理由はこれ。「プールサイドでビール飲むねん♪」とうれしそう。部屋に戻り水着に着替える。半年前にスイミングレッスンで着せていたデゴ男の水着、その頃はまだブカブカでしわができていたのに、このとき着せたらもうパンパン。早いなー。シャツとパンツがつながっている水着なんやけど、もう旦那が「かわいいーかわいいー」と大はしゃぎ(笑)。親ばかやわ・・・。

プールに行くと余り人がいなかった。ラッキー。浅い子供専用プールもあり、デゴ男のためにじょうろなどのおもちゃも持ってきていた。ホテルの案内には温水プールとなっていたのでこんな寒い日でも大丈夫だろうと思ったら騙されたようだ。めちゃくちゃ冷たいやんけ!!!。

デゴ男はお風呂も暑い日の水遊びも大好きで、パースに住んでいた時に行っていたスイミングのおかげでプールは大丈夫なはず。でも水が冷たいからか、はたまたもう忘れてしまったからなのか、足が水に浸かった時点で「きぃぃぃぃ!!!!!!!!」と叫び号泣。私も叫びたいくらい冷たい水。仕方ないよ、かわいそうに・・・。

泣き叫ぶのでプールサイドにはなしたら、じょうろで水を汲んでは外に出すという遊びをしていた。でも水の外は風が強く余計に寒い。風邪を引かないか心配。プールに来て10分もたっていないのに、デゴ男がかわいそうで私はデゴ男と部屋に帰るから、旦那は泳いでいていいよというと、デゴ男は大丈夫だ、寂しいからもっといろとかいう・・・。

もう一度プールに入れた。はじめまた泣いたけど、旦那にしっかり抱かれゆっくり歩き回ってもらうと、だんだん慣れてきたのか、泣き止み、たまに笑顔を見せるまでになった。やっぱりこれは砂の上を歩くのもプールの水も慣れが肝心、スパルタ教育かな(笑)。

ビールをプールサイドで飲むには寒すぎるし、水に浸かってるだけも寒くて面白くないので部屋に戻った。さっそく私はデゴ男と温かいお風呂に入って温もることに。でもいつものお風呂と違うからかまた号泣。泣いたまま風呂に入れておもちゃを手渡すと機嫌が戻った。なんなんだ・・・。それからコーヒー飲んだりバルコニーに出て写真を撮ったりしてからまた外に出た。

実はこの週末ホテルの目の前の公園でお祭りをやっていて、バンド演奏やらが部屋から聞こえていた。楽しそうなので行ってみると、子供達が新体操のリボンのような物を持って大騒ぎをしていた。海からの風が強いので、リボンがたなびいてすごくきれいだし楽しそう。旦那がデゴ男に買ってやるとデゴ男もうれしそうにしばらく振ってはエイッと投げ捨てた(笑)。

このおもちゃ、実はただの細い竹の棒の先端に2mくらいのリボンを二本テープでつけただけのもの。めちゃくちゃ簡単なのに子供は大喜び。ものすごく簡単で安い材料なのに、一本$2.50。アイデア商品やな。売ってる人はものすごく儲けているに違いない。

晩御飯何しようかなーってふらふらしていると、街のはずれまできてしまった。何も食べたいものがなくて、仕方なくそこにあったイタリアンレストランに入った。客が少ない・・・。私達ともう一組だけか・・・と思ったらそのもう一組はオーナー家族だった(苦笑)。私はデゴ男も食べられるものと思いリゾットとサラダ、旦那はピザを頼んだ。リゾットってイタリア風のおかゆのようなものなんやけど、生のお米からじっくり炊いていくので結構ねばっとしてるはず。でもここはなんかにおいの無いタイ米(Long Rice)を炊飯器で炊いて水で洗ったものをトマト風味のソースで和えたって感じでまずかった・・・。旦那のピザもドミノのほうがうまいぞって感じ。でもデゴ男はもりもり食べ、サラダの中の大好物のトマトも、オリーブも生玉ねぎまで食べウェイトレスに驚かれていた。

土曜日は生演奏があるらしく、しばらくすると男の子がギターを抱えてやってきた。客は私達だけ・・・。それでも歌ってくれた。すごくうまかった。サービスも結構いい。食べ物だけが残念だった。

帰りにホテルの隣にある酒屋で酒を買って部屋に戻り、デゴ男を寝かせた後酒を飲みながら旦那が好きなギャングの映画をテレビで見てから眠りについた。

 

★ 2日目 ★

デゴ男はいつもどおり6時すぎに起きた。別に急いでるわけもないしチェックアウトも11時までなので、部屋でゴロゴロ子供番組を見せながらコーヒーを飲んだりしてから、下のレストランに朝食を食べに行った。

そのレストランは窓が大きく日当たりも最高。浅瀬の入り江の景色もとてもきれいで、朝ってええなぁ〜って感じ。宿泊費についてきたのはコンチネンタルブレックファーストの食べ放題。もう少し加算すると卵やらソーセージなんかも食べられるフルブレックファーストになるらしい。でも卵などを食べなくても、その他の食べ物もすごくいっぱいあった。

デゴ男も朝からクロワッサンに果物やらケーキなどをモグモグ食べた。私達もいろんなデーニッシュにシリアルなど食べまくった。本当に急いでないので昼間までいたいくらい(笑)。

天気予報ではこの日は雨ってなっていたから心配したけど、結局雨は振らずとても暑い日だった。帰りに爬虫類園に行くか野鳥の自然公園に行くか迷った。私は女なので(?)やっぱり鳥のほうがいいかなぁ、デゴ男もいつも鳥を指差して興奮するからきっと鳥のほうを喜ぶだろう。そんなんで帰りの途中によってみたら、なんかとても寂れた感じで中にも入らず出てきてしまった。

結局旦那がすごく行きたがっていたAustralian Reptile Parkに行ってきた。私は爬虫類園なだけに動物園にありがちな爬虫類コーナーのような暗い臭い建物野中にいっぱいガラスケースに入ったトカゲやら蛇がいるだけやと思ったので行きたくなかった。

ついてみるとそこはそういう暗い展示物もあったけど、ほとんどは外にあってとても開放的ないい感じのところだった。入ってすぐ、アメリカのワニ(アリゲーター)の餌付けを見た。大きな沼にえらいたくさんのアリゲーターがいた。クロコダイルとアリゲーターの違いをいつも疑問に思っててんけど、アリゲーターはソルトウォーター・クロコダイル(塩水に住むワニ)に比べて性格がまだ温和で、特に冬眠中なんかは踏んでも怒らないとか・・・。それと体も小さいらしい。

この餌付けではおじさんがトングで挟んだ肉かなんかを写真のように差し出すと、わっしゃわっしゃとアリゲーターが飛び出してきて食べてしまっていた。なんかジャンプのうまいやつがいたら、きっとそいつばっかり食べて、運動神経の悪い私みたいなやつは痩せ劣れて死んでしまうんじゃないかと心配や・・・。

もうひとつのこちらの見所は看板ワニ、ソルトウォーター・クロコダイルのエリックの餌付け。エリックは一週間に一度しかご飯をもらえないらしく(それ以上あげたらあかんらしい)、毎週日曜日の1時半にそのショーが行われる。だからもうエリックの檻の周りは時間になるとものすごい人!。運悪く私は餌付けの人の真後ろに陣取ってしまい、エリックが食べる瞬間もおじさんの影になって見えませんでした・・・。

それとちなみにこのいろんなショーとか餌付けとかするおじさんのお話はすごい面白いので、時間が許される限り見に行くのをお勧めします。確かシャツにはミックと書いてあったと思う。

あ、それとここはあまり食べるものが無いので(作りおきのパックのサンドイッチとかミートパイとかしかない)できれば自分でお昼を持っていくことをお勧めします。一応カンガルーとか小さなエミューとかが放し飼いになっているエリアがピクニックエリアになっていて、BBQができるところもありましたので・・・。

ここは毒蜘蛛や蛇の毒を取って解毒剤を作るのでも有名なところらしく、蜘蛛の館みたいなのがあった。オーストラリアにいる毒蜘蛛の説明があったり、世界各国にいる珍しい蜘蛛の展示があった。もぉ、タランチュラとかデゴ男の手ぐらいある毛むくじゃらの蜘蛛がいっぱいでした。その中で出口近くにある巨大な蜘蛛の模型。スイッチを入れるとシューッとかいって動き出すねん。それを見てデゴ男激泣き(苦笑)。かわいそうに・・・。

そんなんで結構楽しめました。でもほんまに暑かったので、ほんとは今日ビーチとかホテルのプールに行ければよかったのですが・・・。まぁどんないい天気でも砂の上に立たせたとたん泣いたり、プールに入れたとたんまた泣いてしまうような人がいっしょでは楽しめませんが・・・。

そんなわけでとても楽しい週末でした。一応私の誕生日にということで行ったんやけど、物欲が無くてプレゼントなんか何もいらない私。あまりほしくないものに要らないお金を払うより、同じお金をこういうふうに使って楽しい思い出を残すほうがいいなぁとおもいました。(楽しい思い出とともに1キログラムというプレゼントを体内に蓄えてしまったのは悲しいが・・・。涙)


あばよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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